労働コンプレックス【Working complex】とは

健康状態や家庭環境などが原因で、働きたくても働けない。毎日働いているけど、やりがいを感じられない。反対に、働いていない自分には、何の価値も見出せないなど、世の中は働くことに関する悩みに溢れています。

葛藤とは、つる性植物の葛や藤がもつれ合っているようすを表していて、仏教の経典には煩悩の例えとしてこの言葉が使われているそうです。そこで私は、「働くこと」に対して鬱屈とした感情をいくつも持ち合わせた状態「労働コンプレックス」と呼ぶことにしました。

日常では、コンプレックスという言葉は劣等感という意味で使われることが多いですが、もとになったのはスイスの精神科医ユングの「感情によって色づけられた複合体 (gefühlsbetonter Komplex)」という心理学用語です。ですので、もともとのコンプレックスの意味は、いくつかの心の働きに関する要素から構成されたものを指しています。

このように、日々の労働に複雑に絡みついてくるつる草のようなものを「労働コンプレッス」と表すと、何かしら心当たりがある人は少なくないと思います。